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2013-05-24 21:57 | カテゴリ:ツレヅレ
母上様、お元気ですか。
私は一休さんではありませんが、
こんな風に書き始めるのもまた一興かと思いました。

母上様。
今、貴女がいらっしゃる所が、
果たして天国なのか、地獄なのか、
それは私にはわかりかねることでございますが、
きっとそちらは、雪かきなど必要のない場所なのでしょうね。
無限の雪かき地獄など、聞いたことがありませんもの。

母上様。
札幌はこの上なく雪です。
もう、3月も中旬に突入するいうのに、
JRが運休してしまうほどの雪です。
私などは、今日、自宅の駐車場にて
車が雪に埋まってしまうところでした。
四輪駆動の意味があったものではございません。

母上様。
吹雪……というと、
やはり、母上様のことを思い出さずにはいられません。
忘れもしない、平成18年2月19日。
貴女はご自分の意志で、この世と決別いたしましたね。
札幌で、お父様からその一方を受けて、
一路、函館へと高速を走らせました。
<旦那が。
そう。あの時も、視界0に近いほどの猛吹雪でした。
母上様の葬式どころか、
自分の葬式を出しかねないほどの悪天候でしたのよ。
できれば、うららかな春か、
気候のよい夏、
あるいは、センチメンタルな気分になれる秋、
そんな素敵な気候の折に首を吊ってくださったらよかったのに。

娘に70万ものお金を借り、
1年も返済することなく、
あまつさえ、800万円近い借金を残して死んだ貴女。

17;00

というメモだけを残して死んだ貴女。
私はともかく、お父様はしばらく大変な状態でしたわ。
札幌から函館まで通わなければならなかったくらいですもの。
死んだ猫を3日間も放置してしまうほど、
思考力のなかったお父様でしたわ。
無口で、ただ無口で。
私がそばにいても、ひたすら無口で。
正直、いたたまれませんでした。

でもね、母上様。
安心なさって。
お父様は不死鳥のように蘇りました。
今では、母上様が購入した一軒家のうちの居間だけを使い、
愛するユメちゃんと一緒に仲睦まじく暮らしてますわ。

ええ。
ちょっと2月14日に、前立腺肥大症で入院手術をしましたけれど。
まったく。
また、吹雪の中を高速で函館へ向かいましたわ。
どうして我が家は2月に様々なトラブルが起こるのでしょうね。
二度目のお父様のお見舞いは、私一人でJRで行きましたわ。
行きはよいよい、帰りは怖い。
ええ。またしても吹雪でしてよ。
吹雪でJRは白老で止まってしまいましたわ。
20;40に函館を出発したスーパー北斗は、
夜中の2;30にようやく新札幌に到着いたしました。
自宅に着いたら、3;00でしたの。
そしてあろうことか、雪の吹きだまりが膝上まであって、
私は途方に暮れましたわ。
泣く泣く雪を漕いで、玄関にたどり着きました。

まったく。
どうして、私の実家が絡むと吹雪くのでしょう。

ああ。それでも。
例外がありましたわね。

愚弟が亡くなったのは平成14年の7月でしたわね。
たぶん命日は7月2日くらい。
死後3週間以上経過していて、
正確な死亡日がわからなかったのでしたわ。
しかも蝦夷梅雨のせいで、腐敗も酷かったでしたのよね。

ねえ、母上様。
貴女が自ら命を絶ったのは、愚弟、いえ、
貴女にしてみたら愛すべき息子の死のせいだったのかしら?

でも、お父様は言ってらしたわ。
もし、貴女と息子が一緒にいたら、
きっと貴女は息子に刺されていただろうと。
だから、お父様は、息子を札幌に帰したのですって。

人間の幸せって、一体なんなのでしょうね。

弟の死。
貴女の死。
お父様の嘆き。

素敵に無敵に絵に描いたような不幸。
とも取れますわね。

でも、私は案外幸せに暮らしてますわ。
使えないけど、優しい旦那さまに(たぶん)愛されて。

たとえ。
鬱病で薬漬けの毎日を送っていようともね。
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